
1975年に吹き付けアスベストの使用が禁止されるまで、我が国の様々な場所で断熱材や防火材として使用されていました。しかし発がん性が問題となり、現在では含有製品の製造は法律で禁止されています。しかし、1975年以前に建設されたビルや工場では、建設時に建材として使用されたアスベストが回収や撤去されていない限り、現在も断熱材や防火材として残っています。


この撤去されていないアスベストは経年劣化(場合によっては人為的なもの)等により剥離し、周辺の環境へ飛散することで新たな健康被害の要因となってしまいます。
さてこの負の遺産ともいえるアスベストですが、回収・撤去工事を行うには、監督官庁への申請やサンプリングと分析、作業範囲の完全養生、工事機材の洗浄などなど、とにかく手間がかかります。
その為、剥離・脱落したアスベスト材がそのまま放置されている様な場所も存在します

今回ご紹介するアクアクリーンS(AQUA clean S)はアスベスト撤去工事に使用する薬剤を参考に開発された、飛散防止スプレーです
薬剤は高い浸透性を持ち、針状のアスベスト繊維を肥厚させることで飛散を防ぐことができます
